CLEAN TRIALS 2.0 / X2 20in |
2016/7/30 |
実測値 WB:1010mm BB:↑85mm 重量:7.8Kg |
赤いヤツ |
縦方向には強烈に硬くて、ダニエル状態のバランスも驚異的。単純に止まりやすいのはもちろんですが、ダニエルで飛んでちょっと体制が崩れて着地…、なんて時にもバイクがビシっと立っててくれるので、体制を立て直して次のアクションに移れます。 硬さゆえに、タイヤの性能を出しきれるというのも魅力。タイヤとの相性もあると思いますが、今回使用したOBRは「こんなに飛んだっけ?」という位に気持ちよくタイヤの性能を発揮できます。タイヤの性能を出しきれるのに加えて、ヨレヨレしないのでバランスが崩れにくい&ライダーの力を喰ってしまわないというのも手伝って、「あ、着地点ミスった、もうペダルをこげない。立て直す余裕ないから、とりあえず跳べるだけ跳ぼう。うりゃぁ!!」なんて時にも(こうやって考える余裕があるのも安定感のおかげです)、思った以上に…、むしろ狙って飛んだ時と変わらない位に跳べたりします。 |
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「バンバン飛べて、ミスした時も立て直しやすくて」…という性格は2016年現在の実践向きのバイク/フレームと言えますね。 強烈なプッシュを入れたら瞬間的に踏み切る。ややこしい所は止まらずにテンポよく走る。開発者であるアベルの走りによく合うのがよくわかるし、彼自身が「スゲェのできた!」と絶賛していたも当然の仕上がりだと思います。 |
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また、単純に硬いフレームだと、それなりの体重やパワーがないとオイシイ反応を得られないのが通常なのに、カルロスが言うには「オレの体重(自称56kg)でも、頑張らなくても反応してくれる」とのこと。これまたこのフレームの魅力のひとつだと思います。 |
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体の速い動きを要求する…と言うか、勝手に体が速く動くというか、とにかくこのバイクに乗ると疲れ方がハンパじゃないです。つまりは、このバイクに合わせてガンガン乗ってれば体も鍛えられるんだとうなとは思いますね。 |