ECHO / 20 Mark.Ti Pro |
2015/11/25 |
実測値 WB:1,008mm B.B.:+80mm 重量:7.60kg |
「20inは苦手なので、極力26inっぽく乗れる様に」という事でハンドルをライズ高めの物に変更、ステムもハンドルに合わせて変えてますが、「いかにも20in」というポジションが好きなライダーさんなら純正のままでも気持ちよく乗れると思います。
完成車にはステッカーシートがオマケでついてきますが、真っ黒けも悪くないかなと思ってとりあえずステッカーは貼らずに乗りました。 革 命 ファーストインプレッションは「何じゃこりゃ」です。 フニャっとした柔らかめのフレームで、ペダリングしない小さなアクションでもヒョイヒョイ動く、大きな跳びにはまったり跳ぶ…というのがECHOのフレームの特性でしたが、このフレームは大きく性格が変わりました。 シートチューブのパイプの代わりに削り出しのブロックを採用した事がその理由だというのはわかるけど、それにしてもすごい変化です。 「シャキ」っと1本筋が通った感じで、前後輪を地面に着けてても、後輪だけで立っても、問答無用の安定感を感じます。とは言ってもゴチゴチに硬いというわけでもなく、小さなペダリングに対してはフレームが反応して軽快にバイクが動いてくれます。 驚くのはここから。ペダルをしっかり踏み込んでフレームをしならせて…と意識して大きく飛ぶ時の反応の速さ。ヨーロッパのライダー達が『レスポンス』として重視しているこの特性がこれまでのECHOと段違いに速いです。 また、ペダリングを使わない跳び=垂直方向の飛びや、フレームのしなりよりは身体本位で前方向に飛ぶ時の挙動が秀逸。(最近はこのスタイルで跳ぶのが主流ですね。)硬さのなかに縦方向のしなやかさがあるおかげか、 とにかく気持ちよく跳んでくれます。 |
|
B.B.位置が高いので初心者さんにはオススメしにくいフレームだけど、しっかりと基本が身に着いたライダーさんであればこのフレームの特性が確実にライディングに反映されると思います。 パーツスペック |
|