単純に車重が軽ければ、ホッピングだけが楽チンで上れない＆跳べないバイクになります。かといって、ボヨンボヨンに跳ねるフレームはだいたい柔らかすぎてバランスがとりにくい…。
ピンっと芯があって、それでもライダーの動きにあわせてくれて、なおかつハネが速すぎなくてマッタリと乗れる、そんなマイルドなフレームだと思います。
体重の軽いライダーさんだと、いちいち動きについてきてくれるほど柔らかくはないですが、しっかりペダルを踏めてれば小さく＆大きく、なおかつゆっくりとしたハネを返してくれます。
現役バリバリの「飛びたい症候群」 のライダーさんには「ちょっとハネが遅いなぁ」と感じるはずですが、ノンビリ乗りたいライダーさんにはオススメですね。

セッティング
　何年かぶりの大会に持っていくということで、タイヤをハイグリップの物に、フロントブレーキはMAGURAに変更しましたが、基本セッティングは市販車の仕様に、リアブレーキのブースターを足しただけです。あと、自分が重量オーバー気味のためISIS化は必須･･･。跡は個人的好みでペダルをプラットフォーム型に換えたくらいですね。
ノッチの細かいバイクばっかり乗っていたせいで、最初はやや戸惑いましたが、フリーギアにACSでも必要充分。逆に、最初っからノッチの細かい物ばかり使ってたら、甘えちゃって正しいペダルの踏み方がなかなか身に着かないって事もあるなぁ…と勝手に納得してました。

　ハンドルの許容幅が広いのが26inの良い所♪このセッティングで身長175ｃｍの自分が乗って「身体がややマニューバからはみ出る」位のセッティング。もっとバネのきくライダーさんならハンドルを高く＆近く、小柄なライダーさんで身体を動かすセッティングならハンドルをもう少し遠くしてやれば、かなり適応幅広いと思います。
BBが高くないバイクっていうのはさらに使い勝手が良くて、例えば初心者さん用や腰痛のライダーさん用に、「ベストポジションよりすこしハンドル高めの楽チンセッティング♪」なんてのも可能ですね。