GOLDRUSH　/　インプレッション　/　ECHO

　IMPRESSION...
「シマウマ調にしてくれ」とオーダーして、出来上がってきたら明らかにトラ柄でした・・・。これはこれでとてもカッコ良いですね。
RBデザインのブレーキレバーの修理が出来るようになったので、早速治して使おうと、どうせなら可能な限りRB使用で行こうということでこのスペックになりました。ちなみに、リアハブはシルバーのハブをRB調にペイントしてます。

別物。
　 ECHO Controlと見た目の大きな違いBB周りだけ。その他は非常に似てるのですが、実際にはパイプの厚さや太さが微妙に異なります。で、乗ってみるともう完全な別物。
Controlの様な『ピンっ』としたハリが無い印象。スタンディングはピシっと止まるけど、Controlに比べるとダニエルが少しフラつく感じですね。
Controlは少しペダルを踏めばミョン♪と軽快にバイクが進んでくれるけれど、このPureはちょっとペダルを踏んでもやる気を出してくれない、その分しっかりとペダルを踏み込んだら「ドカン！」と飛んでくれます。
「ショートサイズで振り回すの軽いから重量重くても良いや」という事でのデモ車は重めのフォークを使った事もあってか、大きくバイクを動かしたら、体の下をくぐって、バイクが予想以上に飛んでいく感覚。Controlが優等正ならジャジャ馬ですね。
軽めのフロントフォークを使えば素直なバイクになると思いますが、ジャジャ馬はジャジャ馬で楽しいですね。ネジ伏せる楽しみというか・・・。

　特に柔らかいとは感じないけど、ペダルを踏み込めばしっかりと飛ぶ。この特性はタテ方向にも共通で、ダニパラで上に跳ぶ時は強め＆速めにしっかりとフレームがハネてくれます。しっかりと乗り込んで、フレームのハリが取れたら今以上にピョンピョン飛んでくれるんだろうなと、想像しただけで楽しくなりますね。

セッティング
　長いフレームばっかり乗ってるせいか、たまにショートに乗ると、とにかく取り回しが軽く感じます。振り回すのが楽しすぎて、振り回してばっかりいるせいか、乗った後はいつも以上に体が痛いですね。
本気のトライアルセッティングということで、130mmx15°のステム＋低めのライズのバーにしてます。このポジションだとダニエルは安定するし、大きく跳ぶなら都合が良いけれど、バニーホップが非常に困難。「軽く振り回して楽しく乗るためのバイク」ということなら、同じECHOの125mmx28°のステムに変更すると非常に具合が良いです。
前輪がパカパカと持ち上がり過ぎる感覚はあるけど、取り回しは軽いし、前傾姿勢も和らぐし、何とも良い感じ。初心者さんにはこっちのポジションの方がオススメです。

リアタイヤは26ｘ2.6のKORROSALを使用してますが、ペダルを強く踏み込むとフレームとタイヤが接触します。タイヤは細めの物を使用するのが無難ですね。
ブレーキブースターはとりあえず2ボルトの物を付けてますが、少々物足りない印象。4ボルトの物が無難かな？と思います。

バランスを取りやすいし、BBもそんなに上がってないので『乗りやすさ』は満点。初心者さんにもオススメしやすいフレームです。
現状ではちょいと硬くて『しなり』の感覚がつかみにくいけれど、ハリが取れたころにはもっとしなって、もっとハネるフレームになると思うので、「『しなり』の使い方をマスターしたい！」という中級者さんから「フレームはしなってナンボ！」という上級者さんまで、気持ちよく乗ってもらえるフレームだと思います。