フロントフォーク :
ZOO! PitBull |
ブ : F/ECHO CNC ディスク |
2007/7/5 |
GOLDRUSH TEST BIKE GU - 26in |
フロントフォーク :
ZOO! PitBull |
ブ : F/ECHO CNC ディスク |
2007/7/5 |
GOLDRUSH TEST BIKE GU - 26in |
IMPRESSION... |
ECHO社の中では数少ない生き残りのアップBBのフレームとなった“グー”の26inです。 2サイズ構成だった前作とは異なり、1085mmの1サイズのみの設定。1085mmと聞くと「うぅ〜ん、やっぱり長いよねぇ?」という気がしてしまいますが、真横からバイクを眺めると「あれ、長いわけでもないかな?」という雰囲気です。実際に乗ってみても「むちゃくちゃ長い(x_x)という印象ではなく、「程よく広めのマニューバスペースで体をしっかり動かせる」という印象。気持ちよく乗りこなすには身長170cm以上必要だと思いますが、この体格の条件だけ満たせば、ハンドルの位置と長さの調整で、「ダニエルで異次元の安定感」を体感出来ます。写真のバイクは130mmステムにアップハンという組み合わせですが、アップBBならではの「前傾姿勢」に慣れるまでは120mmx20°くらいのステムでハンドルをもう少し近く&高くしてやれば違和感も少なく乗りやすいと思います。 |
フレームは基本的にカタめ。小さなアクションではまったヤル気を出してくれないので、ひとつひとつの動作に「タイヤつぶして、ペダルしっかり踏んで・・・」と、ライダー自身が積極的に動くことを要求してきます。レベルアップには持って来いですね。 |
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「タテ方向」にはゴチゴチに硬いですね。とは言っても、60mmもBBが上がっしまうと、縦方向にフレームをしならせて乗るライディングはまず無理なのでカタくても良いですね。コシのあるタイヤで低圧にして、目いっぱい後ろにタメを作って、ビンスやTRAみたいな乗り方にチャレンジしてもらったら良いと思います。 写真のバイクはリアタイヤが2,35幅なので問題ないですが、、BBヨークはかなり狭いのでNEVEGALなんかの2,5幅は使えないですね。「本気でこのバイクに乗る」なら個人的にはTry−allのタイヤを使うかな?と思います。 |
「バイク任せに乗ってるだけ」では言うこと聞かないので「のほほん」とトライアルを楽しみたい方にはオススメしにくいですね。BBが高い分、転んだ時に足を着きにくいので、これからトライアルを始める「最初の一台」として選ぶなら、それなりに背の高い方でないとオススメ出来ません。
「何とか基本は形になってきた。ただ今、ダニエル練習中。どうにも上手くならなくて・・・」「とりあえずどこでもダニエルできるし自信もついてきたけど、高い段差から降りるとなると不安が残る・・・」とお困りの初級〜中級〜上級ライダーさんには胸を張ってオススメできます。何しろダニエルの安定感は抜群♪ 「打倒TRA!、あのスタイルをマスターしたい!!」という方にも良いですね。アップBBでなくてもあの乗り方は出来るけど、アップBBはあの乗り方しか受け付けないし、タメの作り方や方向がわかりやすいと思います。 「最近上手くなったと感じない」「オレはまだまだこんなもんじゃない!!」と感じてるライダーさんのレベルアップの為の良い先生になってくれると思います。 |
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