ニュージェネレーション
　「フレームをカタく作ること」が至上命題となっている感のある最近のトライアルフレーム。だけど、ＥＣＨＯの場合は考え方が全く違って、「壊れないこと」というのが一番の課題になっています。「壊れないフレーム」かつ「デザインで遊んでみた」というのがこのフレームデザインの由来です。でも、実際に乗ってみると「ペダリングの力を確実に前に跳ぶ力に活かす」という、最近のフレームが求めるポイントを押さえた仕上がりになってます。

でも「テクニックを磨けば有る程度以上の高さや距離を楽に跳べる」という事。「気を使わなくても乗れてしまうという事」は、楽しく乗れるバイクとしては大きなメリットでないかと思います。

セッティング

　 ちょっと短めのハンドルバーがなかなか良い雰囲気を出してます。ホイールベースがそれなりに長いんですが、重量を感じさせない取りまわしの軽さ。 もう少しハンドルを高く・近くしてやれば、身長165cm〜のライダーさんに気持ち良く乗ってもらえる印象です。ギア比を18x16の軽めにしてるのも良いですね。個人的に本気で乗るならもう少し重めが良いですが、楽しくのるならこのギア比で全く違和感を感じません。
「ハンドルを引いてタイヤをツブす」という動作がこれほど気持ち良くキマるフレームも珍しいです。今まで使いこなせてなかったネベガルの2.35のワイヤービード。ちょっと空気圧高めでも、平地でリム打ちする位にツブせてポヨン♪と小気味良くハネてくれます。