2012/12/04 |
実測値 WB:993mm BBup:92mm |
軽いっ! |
かなりナーバスで扱いにくい事になるでしょう。
高いBBならではの“しなり”を縦方向の飛びに使う技術が身に着けば、これまで以上に縦方向に飛べると思います。 柔らかいバイクは小さな動きに反応してフレームがしなり、バイクがヒョイヒョイと動いてくれたりしますが、硬いバイクは小さな動きには全く反応してくれません。 対して硬いバイクはタイヤがダイレクトにつぶせるので、タイヤの跳ねを使ってバイクを動かすのが常套手段。このバイクも、小さな動きはタイヤを使えば良いのですが、車重も取り回しも軽いので、タイヤの事を考えなくてもバイクはヒョイヒョイ動きます。足場の狭い場所で走る時など、細かい事に気を使わなく手すむのは、特に競技大会の中ではアドバンテージになりますね。 |
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ただ、体だけでバイクを持ち上げるにはちょっと高い、しっかりタイヤを使って大きく飛びたい!!という状況では、しっかり硬いフレームに比べてやや力が逃げているかな?という印象はあります。良くも悪くも『硬さレベル6』のフレームだと思います。 |
F1の車に乗ったからって、バトンやシューマッハみたいに走れるわけじゃありません。 ピーキーなハンドリングや強すぎるパワーに当惑して、とても扱えたものでは無いでしょう。トライアル用の自転車だって同じ事、しっかりとした技術=バイクをコントロールするテクニック、挙動を感じ取る感覚、身体能力があってはじめて扱える、そんなバイクです、こいつは。 |