柔らかい！
　 『ゴチゴチに硬い』とか『ハリのある感覚』とか、とにかく硬めなのが最近のトラ車の傾向。
そんな中でたまに柔らかいフレームに乗ると「あれ、オレ上手くなった？」と錯覚するくらい、楽に軽く乗れます。特にこのNEON Conquer。リアディスクで組んだ事もあって、フレーム全体がやんわりとしなって、ビヨンビヨンとよく跳んでくれます。小さな動きのひとつひとつに反応して思った以上にバイクが動いてくれるし、ダニエルで前に飛ぶとか、ダニパラで上に跳ぶ時も、ある程度の距離・高さまでならちょっと体を動かすだけで勝手にバイクが跳んでくれる感覚があります。
ただ、硬いフレームと乗り比べるとよくわかるのですが、自分の限界の距離・高さを跳ぶ時や、「ペダルを踏めないからタイヤの反発だけで跳びたい！」という時には、柔らかすぎて力が逃げているのがよくわかります。
ということで・・・。
経験（←コレがどれだけアテにならないか、最近つくづく思い知らされてますが・・・）、経験上これだけしなるフレームは長生きしないので、ハードコアなライダーさんにはオススメしません。
「限界プッシュ！というわけじゃないし、楽しくラクに乗れるバイクが良い」というライダーさんや、「“しなり”ってどうやって使うの？」を勉強したい中級者さん。また、最近のデザインながらも、それほどクセがないので初心者さんにもオススメしやすいフレームです。
バランスの練習で四苦八苦しそうですが・・・。