2011/12/24 |
GOLDRUSH TEST BIKE / NEON SIMPLE 20 2012 |
IMPRESSION... |
ゴチゴチ... |
でも、硬いが故のバランスの崩れにくさはバツグンです。スタンディングはもちろんの事、大きく飛んで着地した時やダニエルで一歩一歩進む時、柔らかいフレームだとどれだけヨレヨレしているのか?がリアルにわかります。 フレームがヨレる分のバランスの崩れを感じて、細かく補正出来るテクニックが身に付けば柔らかいフレームも問題なく扱えますが、バランス強化中の初級〜中級者さんにとっては、バランスを気にせずにテクニックに集中出来るのは大きなメリットだと思います。 |
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また、タイヤをしっかりとツブせるのも硬いフレームのメリット。柔らかいフレームだとどうしても力が逃げてしまう所が、硬いフレームだとダイレクトにタイヤに力が伝わるし、タイヤを潰すタイミングや潰れている感覚もつかみやすいです。これまた、「しっかりタイヤを潰して…」という練習をするには良い相手だと思います。 |
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セッティング それなりに重量のあるパーツで組んでますが、トータルでは軽めに仕上がってます。個人的にはもう少し前周りが重めの方が扱い易くて良いかな?と思うけど、この辺は好みですね。 ハンドルはライズ低めの物を使用しているので、ややハンドルポジション低めの設定。これまた好みの話しになりますが、BB高めのフレームで前傾姿勢になりがちなので、初心〜初級者さんはかなりハンドル位置高めの設定の方が乗りやすいでしょう。 フレームの“しなり”は期待出来ないので、飛ぶ時はタイヤの反発と身体の動きが全てです。自分の身体の動いて無さがリアルにわかって凹んだりもしますが、これは練習の目標にもなって良いかなと思いますね。 タイヤに関してはTry-allの新型=ハネの速いタイヤを使ってますが、タイヤのハネ方の性格もものすごくリアルに現れるので、正直自分の身体の動きでは着いていけて無いのもよくわかります。身体を速く動かす事を意識しつつ練習あるのみ…なのですが、現状で100%を引き出すなら、ハネ方がゆっくりでマイルドなタイヤの方が合うかな?と思います。 「これからタイヤの使い方を練習する」という段階であれば、マイルド系のタイヤがオススメです。 フニャフニャなフレームの印象が強かったNEONですが、随分変わって来たなぁという印象。硬めのフレームがお気に入りのライダーさんにとっては、かなり優秀な相棒と感じられるでしょう。 |