例えばONZA-LIMEYの様な定番デザインと、最新のデザインの真ん中とも呼べる寸法になってます。
『最新＝全てにおいて良い』ということにはならないのは、自転車に限ったことではありません。最新の20inのデザイン＝高すぎるBB＆短すぎるリア・センターのデザインは、前輪が浮き上がりすぎて乗りにくいというのがGDRの見解。
そこでこのICE。これまでのデザインに比べると前輪は浮きやすく、ダニエル状態での安定も良し。かと言って、ウイリージャンプで前輪が浮き上がりすぎるというクセも無し。
バニーホップは、タイミングを逃すと前輪は浮かないけど、身体の位置とタイミングがピタリと合っていれば、フワリと前輪が浮いてくれます。スコンっ↑っと前輪が抜けることなく、マイルドに持ち上がるので、身体を伸び上がるタイミングを合わせやすいのが好印象ですね。

『ゴマカしはきかないけど、ちゃんと乗れば思った以上に楽チン楽に乗れる』という印象。
「これからどんどん上手くなりたい！」と猛練習中の初〜中級者さんにオススメしたいですね。もちろん、上級者さんも「クセが強くない、それでいて今時のコが好き♪」というならオススメですよ。
今時のヨーロッパのバイクらしく、 特に後ろ周りがガチっと硬いので、身体の小さいお子さん用としてはオススメしにくいですね。ジオメトリーは良さそうなんですが･･･。