GDR Demo Bike ONZA - ZOOT | 2010/08/26 |
IMPRESSION... |
一度テストバイクとして組み上げて、しばらくそのままのストリート&トライアルのセッティングで乗ってたのですが、『純血トライアルバイク』としてのポテンシャルがずっと気になってました。どうせ組むならブレーキのテストも兼ねてリアディスクで…、でもそうなるとフレームがヨレヨレしそうだなぁ…などと考えること数ヶ月。そうしてる間にウチのVブレーキ用のブースターが出来たり、ZOOT-Proなるフレームが出てきたりで、丁度良いタイミングだと思って仕上げました。ZOOT-PROはジオメトリーはほぼ一緒、素材が違うのとリア周りがしっかりしてる分、もう少し硬めでハネが強かろうという印象です。 これでOK。 |
取り回しの素直さとクセのない挙動。前傾しすぎない基本姿勢で、妙にハンドルに乗りすぎたり上半身に力が入りすぎるというクセもつきにくい。後ろ周りが短いおかげで、前輪を持ち上げる動作も軽めで前輪を持ち上げた後の安定感も良好。20inの様に力任せだけでは動かないので、力に頼らない技術も覚えやすい。26inと全く同じ様に…とまでは言わないけど、ウイリージャンプでしっかり飛べなくても、前輪をしっかりぶつければ1m位の段差にも上れる。 |
セッティング 本気トライアル仕様という事で145mmとかなり長めのステムを使ってますが、これはライダーさんの体格に合わせて調整してもらえばと思います。初心者さんならもう少しハンドル位置が高い方が良いと思いますが、個人的な理想を言うならハンドル位置をもう少し下げたいですね。 ブレーキブースターはフレームの補強の目的で付けてます。これがあるのと無いのとではダニエルの時のフラフラ感にかなりの差がでます。 タイヤは、土の上や水で洗われてツルツルになった岩でない限りはこのタイヤで今の所問題なく使えてます。 サイドがかなり薄いので、高圧にしておいても障害物のカドにタイヤをおけばブニっとツブれてポェ〜ンと飛んでくれます。ハネのタイミングが速過ぎないので、このフレームにも合ってると思ってます。 |
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