しなり
　乗り味が特殊なので、このバイクに乗ると『しなり』やカタさについては二の次になってしましますが･･･。
タテ方向にはカタくてタイヤがしっかりとツブれる。横方向もカタいけど、ペダルを踏み込んでフレームが少しでもしなれば、「ポン！」とスゴイ勢いでハネます。ハネの強さ・速さは最近乗った20inの中ではピカイチですね。
どう使うか？
　 ヨーロッパ系のライダー、例えば20in乗りのマルコ・ホーセルなんかは短距離＆低速の助走からのバニーホップを多様してたし、最近では26inのライダーもバニーホップを取り入れ始めている様子。そういう流行もあって、やたらとBBの高い20inが出てきたんだと思います。。。 ということで、 「バニーホップを取り入れたり、『ペダルをこがないダニパラ』などのヨーロッパ風の乗り方をしたい」というライダーさん向けのバイクだと言えるでしょう。もちろん、「ただもう、取り回しが軽ければ良い！」というライダーさんにも、これ以上ないオススメのバイクです。
キッズ＆ジュニア向け
　ハンドル位置を下げる事が出来れば･･･、前輪が浮きすぎるという問題は簡単に解消できます。
ハンドル位置が低すぎると、前傾姿勢が強すぎて大人では乗れないでしょう。でも、身長〜160cm位のジュニアなら、例えば130mmくらいの26in様のステムで、あたかも『ヨーロッパのライダーが26inに乗っている』というポジションで乗ることが出来ると思います。 60mmｘ0°くらいのステムなら、身長130cm〜のキッズ向けにも出来るでしょう。
これまで、『キッズのダニエルは実用性は低い』と思っていましたが、これだけ安定するバイクならちょっと話が変わってきます。早い段階でダニエルをマスターすること、ダニパラで跳ぶトレーニングをする事で、身体つくりやスタイルを作り上げる事につながる大きな可能性を感じます。