IMPRESSION...

現代風フニャ系
　強烈すぎない⇔それでも特性を十分に楽しめる高さのアップBBと、長めのホイールベースで、いかにも『現代のトラ車』というデザインのバイクですね。価格を抑える為にオオゲサな機械加工を控えてますが、トップチューブやダウンチューブには変形パイプを使用するなど、「安く仕上げた適当なフレーム」では無いことを感じさせます。
ジオメトリーはKOXXなのですが、乗ってみるとKOXXらしからぬ柔らかさ…。ダニエルで飛んで着地した時にはカチっとした硬さを感じます＝リア周りタテ方向は硬めなのですがそれいがいは最近では珍しい位の柔らかさです。、

ポジション＆セッティング
　 「長さを感じさせないセッティング」狙いで、ハンドルポジションをかなり低めに設定してます。おかげでかなりコンパクトに振り回せるセッティングに仕上がってます。ホイールベースは実測で1088mmですが、一回り短い印象ですね。
慣れれば気持ちよく乗れるし、身体先行で後からバイクを連れてくる(ダニパラやオットピですね)時には後輪が思った以上の位置まで跳んで来るので乗ってて楽しいけど、乗りやすいベストなセッティングを目指すなら、ハンドルをあと20〜25mm位高くするのが良いと思います。せっかくの柔らかいフレームだし、『ペダルをしっかり踏み込んでフレームをしならせて・・・』という乗り方を練習するなら、思い切ってハンドル位置を高くした方が良い結果が出ると思います。
“しなり”のおかげである程度勝手に進んでくれるバイクなので、足回り重い方が進む距離も長いし勢いもつくので、力任せに振り回す時以下は楽に感じます。 逆にホイール周りを軽くしたら不安定になりそうですね。