ECHOのブレーキの他、HOPE等形状が同じブレーキに使用可能なパッド。
試行錯誤しつつ良いパッドつくりを目指すも、なかなか成果が出なかったECHOでしたが、「セミメタル」…つまり金属ばかりでない素材でパッドを作るアイデアに行きついた末、このパッドが出来上がりました。
まず鉄っぽいローターに使用してみた所、きき始めの感触は「コツン!」とした感触。HASHTAGGの様に「ガツン!!!」という雰囲気ではない分扱いやすくて「滑らせる/滑らせない」の調整がしやすく、個人的には好感触です。
レバーのタッチ=パッドがローターに接触する時の感触もカチカチとした印象で良好。HOPEの様な「ムギュ」っとしたネバっこい感触が無くてブレーキングの感覚がわかりやすいと思います。ブレーキをリリースする時もネバりが無いので素直にローターを離してくれるのも良いですね。
最大の制動力はHASHTAGGに比べれば劣るけど、かなり高い方だと思います。。よほど究極の状況…例えば、「傾斜の強い岩の上でバイクを横にする事も出来ず、前輪をひっかけるポイントも無いのでリアタイヤに頼るしかない…」なんて事が無い限り(意図的に作らない限りこんな状況に陥ることは無いですよね…)制動力に不満を感じる事はありませんでした。
ニッケル分の多いローター…、表面が黄色っぽく見えるローターに対しては、きき始めの「コツン」が少し弱まる印象。「握ればきく」という安心感はあるけど、制動力そのものはやっぱり鉄っぽいローターに比べて少し落ちる印象です。鉄っぽいローターの方が制動力が高いのは多くのパッドで共通ですけどね。
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