HeatSink bikes ヒートシンクバイクス / World Champ  ワールドチャンプ

2012/05/04

 ヒートシンクの黄色いシュー『ワールドチャンプ』。
アルマイトのリムに対して強烈にききます。その分音も大きいし張り付く感があるけど、「とにかくきいて欲しい!」という場合には有効ですね。

軽めのサンディングを施したリムに対しての制動力も上々。ブレーキのかかり始めも青い『SuperGrip』ほどマイルドでは無いけどコントロールしやすいという印象。
ただ、ブレーキを離す時には、レバーの握り加減を徐々に緩めていってもしばらくリリースしてくれず、ある程度レバーを緩めた時に突然離れる…という感覚があります。
コントロール性よりまず制動力!&荒めのサンディング加工はしたくないという方にオススメしやすいですね。
以下、平行してテストをお願いしたKAJIのインプレです。
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荒めのサンディングのリムに使用しました。
乗り始めからスゲー効き具合です。 ドライならかなり強力なストッピングパワーだと思うんですが、ブレーキをリリースする時に摩擦が強すぎてシューが離れるタイミングが掴みにくいかな? また、ハーフブレーキ状態で走りたい時に摩擦の強さから大きめの周波のジャダーが出ます。周波がでかいのでコントロール性が悪いです。
ウェットでは、ドライの強力な制動力は影を潜め、ドライとウェットとの制動力にかなり差があるのでドライの状態に慣れちゃうと少し怖いかも…。 MAX時の効きが弱いわけじゃないんだけど、ハーフブレーキ状態で滑るような、力が突然抜ける様な感覚になりコントロールがシビア。
なので、晴れの日しか乗らないとか、水辺は乗らない、とにかく強力な効きを求めるライダーのリヤブレーキに装着なら薦めれると思います。
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アルマイト
アルミ素地
軽めのサンディング
キツめのサンディング
ドライ
◎ △
 ×
 ○
 △
ウェット
× ×
× ×
 ○
 ○

ストッピングパワー  ・  コントロール性