2010/06/11

TNN /  BLUE Pro (旧Kenny Belaey)


 一般的なプラスチック台座のブレーキシューから比べると、タッチの差は歴然です。「こんなに力が逃げてたのか…」と悲しくなる位。詳しくは『LGM』のページで確認して下さい。

TNNのCRM/LGMと比べると、サンディングしたリムに対しての制動力に優れていると言う印象。いかにも競技でのトップライダーのためのシューという印象です。
軽くサンディングしたリムに対して、LGMよりさらに20%増しできいてる感覚、その分騒音も20%増しという印象です。
アルミ素地に対してはあんまりヤル気を出してくれませんが、アルマイトに対してもガッツリとききます。ただし、アルマイトのリムに使うとかなり神経質で甲高い音が出るので、夜の街中ライドに使おうものなら通報される事間違い無しです。

減りは『やや早い』という印象ですね。

アルマイト
アルミ素地
軽めのサンディング
ドライ
◎ 
 ○
 ◎
ウェット
× ×
 △
 ○

ストッピングパワー  ・  コントロール性

 GDRでは軽めのサンディング=ツメが研げる程度という認識。 荒めのサンディング=強くこすり付けたら肌が荒れる状態、金ノコでゴリゴリ削った状態ですね。ハデにサンディングした場合、ぶっちゃけとんなシューでもある程度以上の制動力を発揮してくれます。という事で今回はテストしてません。アルミ台座のカチっとした恩恵は得られるし、ガッチリとリムに食い込んで問答無用の制動力を発揮してくれることでしょう。