HOPEが作成して、ECHO等も採用している面積の広いタイプのディスクブレーキパッド。
オートバイや自転車のパーツを作っている日本のメーカーさんで、自転車用のディスクブレーキパッドも用途ごとに5種類をプロデュースするなど、コダワリが感じられます。今回のテストは数種類有る中の「Trail」モデル。「トライアル」じゃなくて「トレール」モデルなのでお間違いの無い様に。
まずは鉄っぽいローターに使用。
もともとコントロール性を重視して作られたモデルなので「ガツン!」とくる感触がなく、ききはじめにスルっと滑る感触があります。これ、個人的には最高です。ガツガツ止まるブレーキはブレーキレバーの操作に神経を使うので、「ある程度滑る⇔しっかり握ればガッツリきく」というブレーキは気楽に乗れて良いと思ってます。
かかりはじめでやや滑るものの、静止状態での制動力は決して低くありません。HOPEの様にややムギュっとした感触があるけど、て制動力は十分。「しっかり握ってればきく」という安心感があります。
次にニッケル成分の多いローターに変更。
通常、鉄っぽいローターに使う方が制動力が高いものなのですが、このVesrahのパッドはニッケルが多いローターに対して本領を発揮する印象。相性っていうのはこういう事かと再確認させられました。
きき始めの「ガツン!」という感触はないけど、制動力自体は鉄っぽいローターに使うより高いんじゃないかな?という印象です。レバーを握り込んだ時の感触も「ムギュ」っという感触から「ギュ」っという感触に変化していてレバーを握り込んだ時の感触もコントロール性も良好です。
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