2014/02/06

ECHO / URBAN 2014〜

 登場から約10年。ちょこちょことモデルチェンジを繰り返していましたが、ショルダー部分が外に張り出した基本的なデザインは変えずに継続していた【ECHO URBAN】のフロントフォークですが、今回は基本デザインにも手を加えての登場です。
2つ前位から、負担のかかるコラム下部を極厚のデザインとしたことで耐久性を増したし、コラム下部のガッシリ感も強調されてきました。今回のモデルはブレードの張り出しを控えたおかげか、ブレード部分のガッシリ感も強化された印象です。
フォークのビヨンビヨンは“しなり”ではなくてただの“たわみ"。アクションを起こすきっかけ作りにはなっても、このビヨンビヨンで大きく跳んだりバイクを前に進める様な力は生まれません。


フォークに求められる性能=ガッシリ感であるのは乗り比べればわかるし、実際CrewkerzやOZONYS、ROCKMAN等のメーカーは「重量よりガッシリ感ありき!」でフォークを作ってます。

このURBAN、一連のガッシリ系フォークに比べるとブレード部分の硬さで一歩譲る印象ですが、それでもECHO SL等の軽量志向のフォークに比べると格段にガッシリしてます。
価格とガッシリ感のバランスを考えるとコストパフォーマンスはかなり高いと思います。

ハードな乗り方をするライダーさんはもちろんですが、「フォークの硬さの違いを体感したい!」というライダーさんにもオススメの1本です。