GU − グー
26” フロントフォーク

  ECHOファクトリーの最近のお気に入りであるCNC削り出しショルダーを持つフロントフォーク。
ECHO・Hi-Fi や ZOO! PitBullに比べるとけっこうスマートな作りのGUフォーク、でもガッチリ感は他のCNC削り出しショルダーのフロントフォークと変わりません。

 CNCショルダーのフロントフォークの良いところは・・・。
●強 度・耐久性
  フロントフォークのクラックの名所は、ショルダー付近=ブレードの付け根です。ショルダー部分に通常のパイプではなく、アルミのカタマリを使うことで強度アップ、また、ブレードが短くなることでブレード自体の耐久性もアップします。

●しなりが無い
  フロントホイールをぶち当ててのステアケースや、突き出し、ジャックダニエルといったテクニックでは、フロントフォークのしなりを使うもんだとばかり思っていました。

 でも、カタいフロントフォークを使ってみて180°考えが変わりました、「フロントフォークはしならない方が良い」。正確にはほとんどしならない方が良いという事です。ステアケースの高等技術である「フックアップ=ハンガー」に限定して言えば、フロントフォークはしなった方が良いと思いますが、他の多くのテクニックの「やりやすさ」を求めるなら、フロントフォークはカタい方が良いと思います。

フロントフォークがカタいと、身体への負担が大きいのも事実です。
大きな飛び降りでの着地など、フォークが柔らかければある程度ショックを吸収してくれるのですが、フォークがカタいとショックは直にライダーに伝わります。
手首やヒジに問題があったり、不安があるライダーさんには、カタいフォークはあんまりオススメできないですね。