2014/10/10

PLAYBIKE / K1

 ブレードの先端部分の穴あけ加工や、この先端のプレートとブレードの溶接ビードを削って滑らかに仕上げているなど、手の込んだ印象のPLAYBIKEのフロントフォーク。

妙な違和感の原因は、フォークの上部と下部がガッシリしているけど、中間部分がパイプが薄い…というバランスの悪さが原因で、いつもとは違う場所でネジレてるから…ですね。

コラム下部はガッシリしてるので、今までの柔らかめのフォークで“たわんで”ヨレヨレしてたシチュエーションではガッシリしてるけど、今まで特に気にしなかったシチュエーションで「あれ?何これ??何がヨレヨレしてんの???」という状況があったりします。ややマニアックなヨレ方をするのですが「このフォークはこういう物だ」と理解してしまえば特に問題無いと思いますけどね。

ECHOのSLフォークの様に全体が均等にヨレヨレする方が素直でわかりやすい
けど、コラム下部のガッシリ感ではこちらのフォークの方が優っているので、「使い勝手をとるか?局所的な強度をとるか?」で選んでもらえれば良いかな?と思います。

ブレード部分のパイプは薄めなので、リムブレーキで強い制動をかけた時にはブレードが左右に開いて力が逃げてます。ブレーキレバーのフィーリングは「カチっとすればするほど良い」というものではないのですが、このフロントフォークにはブースターの装着た方が良い具合で使ってもらえそうです。