CLEAN TRIALS 2.0 / スポンジグリップ

2015/02/18

 一部のライダーに根強い人気のスポンジ製極薄グリップ。
KOXXがプロデュースしていたTry-all/FrenchIDのグリップに比べると、少しドライというか硬質な印象を受けますね。

まぁ、スポンジのグリップは使ってるとどんどん硬くなっていくので、最終的にはカチっとした雰囲気になるんですけどね。

外径26.5mm程度と細めなことに加えて、 #HASHTAGGやJITSIEがプロデュースしてきたバーテープの様な「張り付く感」とは対照的な「さらり」とした触感も極薄スポンジグリップの特徴。

どちらが良い?とは一概には言えないので、じっくりと使い比べてベストを探してもらうのが良いかなと思います。


 グリップに限った事ではないのですが、「違い」がわかるには少々時間がかかります。
例えば太目のグリップから細目のグリップに変更すると「太さの違い」はすぐにわかります。でも、長時間乗った時の腕の疲れ具合とか、滑る/滑りにくいの感覚は使い込んで体が馴染んでようやく「使い勝手が良い/悪い」を判断できると思います。

何事も使い始めの感覚で安易に判断するのではなく、じっくりと使い込んで「本当に使い勝手が良い物」を選んでもらいたいと思います。

張り付き過ぎない=適度に滑るグリップならではの良さって確かにあると思うし、スポンジグリップの評価ってもう少し高くても良いんじゃないかと個人的には思ってます。
「雨の日に水がしみ込んで回転する」という不利な点は確かにあるけど、ボンドで軽く固定しておけば滑らないし、ボンドでグリップを固定してしまってもパーツクリーナー等で比較的簡単に取り外しが可能ですよ。