ECHO / TR

 URBANを除けば、基本的にフラット気味のデザインが多いECHO。この『TRバー』は、前作のSL10/20mmほどのフラット感はなくて、『標準よりちょい浅め』という印象です。
「ハンドルはキュっと曲がってないと嫌だ o(>_<)o」というライダーさんには使いにくいと思いますが、「慣れちゃえば一緒♪」というライダーさんなら問題なく馴染める程度です。

標準的なハンドルバー(旧ZOO!バーが日本人にとっての標準だと勝手に思ってます)からこのハンドルに付け替えてテスト開始。
ハンドルのグリップ位置が少し高く・遠くなったせいもあるのですが、単純に身体の動きが大きくなったのがわかります。脇が開く=身体の動き、特にハンドルを引っ張って上半身を先行させる動きに明らかに差が出てますね。
まぁ、つまり脇が開いてしまうのでバランスの取りやすさで言えば、キュっと曲がったハンドルに劣ります。好みと、一番身に着けたい技術に合ってるかどうか?が選ぶ基準ですね。

『硬いけど柔らかい』というフシギ感覚の素材U6の特性は、ハンドルバーでもしっかりと活きてます。
硬さ・柔らかさで言えば標準的だけど、ちょっと高い飛び降りの後はミヨンっとしなって衝撃を吸収してくれている感覚があります。どれだけ持つか?は乗り方や体重によって大きく異なりますが、フレームの経験で言うと折れるより曲がる方が圧倒的に多かった素材なので、折れるという最悪のトラブルは起こりにくいかなと思います。