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Syntace　-　シンテース　　 V.R.O　-　ブイアールオー　

ハンドルバー　：　VRO　VECTOR DH　６８０ｍｍ　ベンド　９°
　　　ステム　：　VRO　Tーステム　Mサイズ　＝　　６°ｘ　８５～１３５ｍｍ　　　

　とにかく変わったデザインのハンドル+ステム。
ドイツのシンテース社がプロデュースするセッティングし放題の製品です。本国だけあって、ドイツのライダーが使用しているのを見かけます。そう言えばあの「ハンス・レイ」も一時使用してましたね。

　「セッティングが自由自在」というのがこのハンドル+ステムの魅力。ハンドルポジションを変えるのにハンドル外してステムを交換…という手間がいりません。

　「手間を惜しんじゃ良い仕事は出来ネェよ」という江戸っ子さんにはもうひとつ良い話を

通常のライザーバーだと、ハンドルを少し遠くに…とハンドルを前に倒すと、ハンドルの「ベンドの向き」、言い換えると「曲げの方向」も一緒に変わります。「ハンドルを前に倒す＝鬼ハン」になるわけですね。

　このVRO、ハンドルの位置を前に・後ろにと変更したら、そのハンドル位置のままベンドの向きを自在に調整出来ます。
「ベンドの向きは自然に手が伸びる角度」という法則は、やはりそれなりに意味があるので、ハンドルポジション＆ハンドルのベンドの向きを別々に、自在に調整出来るというのは、とてもとても便利だなと思うわけです。

　写真は弱ライズタイプのハンドルですが、ストレートバーもあります。重量は写真のハンドルで２６６ｇ程度、けっこう軽いですね。
使い初めの感覚ではかなり硬い材料を使っている様に感じたので、「折れたらイヤだな…」とビクビクしながら乗ってましたが、ハンドルを左右２０ｍｍずつ延長しているにも関わらず、曲がりもせず折れる気配も無し。ハンドルをはさみこむクランプ部分の幅が広いのが良いのかも知れませんね。
ハンドルポジション自由自在、ハンドルのベンドも３パターンのラインナップ。けっこうトライアル向きだと思ってます。