2009/04/18

TOXSIN トキシン
EVO3 エボスリー

 「ハンドルバーの基本はライザーバー」というくらいに、ライザータイプ=アップタイプのハンドルが主流となってはいるけれど、じゃあストレートタイプのハンドルはトライアルに向かないのか?と言えば答えはNO。
ライザーバーの様なクッション性は望めないけど、よりクイックな取り回しや耐久性を考えるならストレートバーの法が有利。

『低いステムにライザーバー』のセッティングと、『高めのステムにストレートバー』のセッティングなら、後者のストレートの方が前輪も持ち上がりやすいというメリットもあります。

各社からストレートタイプのハンドルバーはプロデュースされているけど、共通して言えるのは曲げ角度。
『曲げがキツい』もしくは『ほとんど曲がっていない』という両極端で、『曲げの浅いストレートバー』というのが無かったんですね。
「ライザーバーなら色んな曲げ角度の物があるのに、どうしてストレートバーには中途半端な角度の物が無いんだろう・・・」と思ってたところに登場したのがこのTOXSINのハンドルバー。

浅めの曲げ角度が何とも言えずに快適。もちろん、ストレートバーに必要な『ガッシリ感』も備えてます。
ライダーさんの身長や腕の長さにもよるし、何よりライダーさんの好みが優先ですが、『身長170〜175cmの日本人がしっかり飛べるポジション』を探すと最終的には曲げの浅いハンドルバーに行き着くと思うので、『ストレートタイプで曲げの浅いハンドル』が必要なときには思い出して欲しい1本です。