2009/01/17

VIZ / Pro 720

 Try-allがフラットタイプのハンドルバーをプロデュースしてからというもの、「トライアル用のハンドルと言えばフラット」という流れが染み付いている感じがしてました。
確かに、大きく跳ぶことだけと考えれば、曲がりすぎてない方が使いやすいし、ライズ(=ハンドルバーがどれだけ高くなっているか?)も少ない方がハンドリングに『クセ』が出なくて良いとは思います。

実際問題、自分でもフラット気味のハンドルに慣れてしまってるのは否定出来ないですね。

 「大きく跳びやすいからフラットタイプのハンドル」というのはわかるけど、大きく跳ぶ前に必要な要素(例えばスタンディングがしやすいとか、前輪をもちあげたダニエル状態をキープしやすいとか・・・)もあるわけで、それらを考えるならしっかりと曲がったハンドルバーの方が良い。
これまでもしっかりと曲がったハンドルはあったけど、ナゼか長さは700mm。曲がりがキツいハンドルバーほど長さが必要なので、もう少し長ければ使いやすいのにな・・・と思ってた所にこのハンドルバーの登場です。

曲がり良し、高さ良し、長さ良し。ちょっと柔らかい印象なので、自身の限界を超えたライディングを続けるなら早々に曲がるかもしれませんが、 「どうもハンドル位置が低い気がする・・・。」「バランスがとりにくい( p_q)」「前輪が持ち上がらない」などなど、特に初〜中級者さんのポジション・セッティング改善に使えると思います。