VIZ / Pro X
2014/11/5

 「3年経つとハンドルバーの好みがガラっと変わる」というのが最近気づいた事。自分で乗ってても、ある程度以上乗り方が固まってきてるライダーさんの話を聞いてても感じますね。

個人的には元々ライズ低め&曲げ角度浅めのハンドルが好きなのですが、同じ「浅め」でも少し曲げの強いこのPro-Xのハンドルも改めて使ってみると良い感じですね。
「違和感の無い浅め」というか、クセが少ないというか、多くのライダーさんに問題なく使ってもらえると思います。
初心者さんであればもう少し曲げが強い方が良いとは思いますが、ある程度乗れる様になったライダーさんには「ハンドルバー選びのスタンダード」と考えて良いハンドルじゃないかと思います。

写真のバイクはGUの26in、B.B.高めの今どきのジオメトリーのフレーム。このジオメトリーだとヨーロッパのトップライダーがやってる様にハンドル短めのセッティングが相性が良いと感じます(これも割と最近の発見)。このPro-Xのハンドル、短めで使っても妙な使いにくさとか握り心地の極端な変化が無いので、「ハンドルどのくらいの長さで乗ろうか…」と検証するのに良い実験台になりました。
現在ではこのテスト用のハンドルバーはInspiredの旧モデルのFourplayに着いてますが、これまた好印象。
ストリート向けにやや近め&高めのハンドル位置なので、どうしても体を動かすスペースがせまくなります。ハンドル幅はやや広めにして快適さを出したい、でもバニーホップ等のテクニックを考えるとあんまりハンドルが長いのは使いにくい…。という事でハンドルバーの長さを考える時に重宝しました。

「よくわからないから、とりあえずトライアルっぽいハンドルバーが欲しい」
「何を基準にポジションについて考えれば良いか、迷子になってる」
「ハンドルバーの幅について検証したい」
というライダーの皆さん。オススメです。