Halfway to Nowhere - ハーフウェイ トゥ ノーウェア 

 これは「ディスカバリーチャンネルか?」と思わされる様なとびきりキレイ(←ホントにキレイ)な映像とこった編集。「下り系には興味無いよ・・・」という人でもついついマッタリと見たくなるし、「ストリートってよくわかんなくて・・・」という人も、気がつけば画面にはり付いて見てしまう、そんな作品です。
全体的にメローな音にあわせたノースショアライドやアドベンチャー系のトレールライドは、夕食後にソファーにドッカリ座ってビール片手に見たい雰囲気です。
ダートジャンプのパートも、スゴイことしてるのに、ガツガツしてるわけじゃなくてち、どこか方の力の抜けた感じ。見ていて心地良いです。

最初から最後までメローな感じ?いえいえ、最近流行ってる「スロープスタイル」の大会のパートでは激しい音にあわせてトンデモない映像がタップリです。スロープスタイルはいわゆる「コンテスト」、コースの中で自分が一番イケてるところを見せる。バイクバトルと似てるけど、全体的にコースが下ってるのでスピードに乗るし飛びもデカい。見ごたえ十分です。
印象に残ったといえば、街中でのレースのイカれた走り。チェイスの軸ズレ系バックフリップ、全編とおしてエリック・ポーターが目立つ(かなり上手くなってます。ホレるかも。)etc...

 ボーナストラックにはダウン系のお祭り、REDBULL RANPAGE 2003と本作品からのクラッシュシーンをそれぞれ28分ずつ。クラッシュシーンって言っても、本編とかわらないくらいシッカリと作ってます。
見るべし!