White Industry − ホワイトインダストリー
Racer X - レーサーエックス 

 ノッチ数24.リアハブで24ノッチという事はクランク1周で約28箇所引っかかります。トライアルに使える最低限のラインですね。

ノッチ数は必要最低限、じゃあこのハブの何が良いかと言うと…?

 一言、「壊れません」。どんなフリーホイール&フリーハブでも、トライアルで長く使っているとツメの頭が丸まったりバネが弱くなったりで、「ツメがひっかからなくなる」とか「回らなくて固定ハブみたいになる」という不具合が出てきます。機械である以上、どんなフリーホイール&フリーハブでも寿命はあります。


でも、このハブ、4年間を経過してもまだまだ現役故障知らず。分解するとわかるのですが、ツメもバネも異様に大きくで、「コレは壊れないだろう…」という設計になっています。
一度もトラブルが無かった…と言うとウソになります。ダウンヒルコースを下っていて突然スポークが切れ、ハブとギアの間にスポークがカラミついた事がありました。ハブボディの一部が変形して、フリーの回転が悪くなりましたが、非常に簡単な構造のおかげで、チョイチョイと治すことが出来ました。

300g以下という軽めの重量も魅力。
数々のハブを壊してきて、もう選択肢が無い!というライダーさんの最後の救世主になると思います。

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