Try-all - SHIFT 26
2010/08/31

 とにかくバイクを軽量に仕上げるなら、タイヤの軽量化はとても有効。バイクの外側にあるパーツなので、軽量化すれば乗り味はグッと軽くなります。
ただし、軽量化する=上面を薄くしたりブロックの数を少なくすれば、タイヤのコシ=ドッシリとしたフィーリングは無くなるし、パンクもしやすくなるので、より高めの空気圧で乗ることになります。

この『SHIFT』も例に漏れず、低圧(空気圧の基準についてはコチラ)で乗ってるとタイヤがヨレヨレするし、すぐにリム打ちするし、中圧なら何とか乗れるかな?と思っても、岩や障害物の角の置いたらポンポンとハネまくってバランスとりにくいし…。

 

足場の良い所で乗るなら中圧でも気持ちよく乗れそうですが、 どうしてもパンクのリスクはつきまとうと思います。 という事で、個人的にはこのタイヤは高圧で使いたいですね。
ゴツゴツした岩場、土の斜面で乗るなら、フロントは少し重めでコシのあるタイヤを中圧くらいで乗るのが好きだけど、足場の良い場所で乗るなら高圧なら高圧であんまり困る事もないなと改めて実感。
「基本的に足場の良い場所でしか乗らない&軽いタイヤが使いたい」 というユーザーさんにはオススメしやすいタイヤです。

自然地形で乗るなら中圧が前提。
←左の写真の通り、ショルダーがほとんど張り出してないデザインになってるので、空気圧を下げてやらないと斜めになった岩や斜面でのグリップに問題が出るでしょう。でも、空気圧下げると今度はタイヤがヨレてバランスが崩れて…。
ヨレヨレのタイヤに慣れてしまえば、ヨレヨレのタイヤならではのタイヤの加重を変えないバランスのとり方がわかってくるのですが、個人的にはその領域には達してないので、やっぱり中圧では使いにくいと感じます。
「バランスも含めて、ジルやビンスみたいな乗り方がしたい!」というライダーさんは是非挑戦して欲しいと思います。