ペダルを漕ぐ=回すという運動を行なうわけですが、ライダーさんによって・・・つまり身体の大きさ・足の長さや筋力によってベストの長さは違うはずです。同じギア比でもクランクが長ければ漕ぎは軽く感じますし、逆に短ければ重くなる…、これは当然ギア比を変える事で調整できます。
とは言うものの、クランクの長さはそれほど小刻みに用意されていないので、慣れてしまうのが一番です。「ちょっと乗りにくいな…」と思っていても、慣れてしまえばそれが基本になってきます。アレコレと悩む前に、まずは「これが基本!」というセッティングになれてしまうこと。そういう基準が自分の中にあれば、ちょっと違ったセッティングのバイクと乗り比べた時に違いがよくわかるし、「どっちが良いかな?」と考えることが出来ると思います。
26インチなら、シマノのクランクの上位グレードだと、小刻みにサイズが用意されていますが、トライアルにつかってガリガリとキズがつくことを考えるとちょっと躊躇してしまうお値段です。

 長さに加えて、乗り味を大きく左右するのがクランクの横への出っ張りです。
出っ張っているとそれだけ足を開いて乗ることになります。
乗り比べればすぐにわかりますが、あまり出っ張り過ぎていると何とも言えない乗りにくさを感じます。好みもあるでしょうが、足は程よく閉じた方が乗りやすいと思います。 試しに乗り比べてみればよくわかると思いますよ。

 

   

  クランクの長さ