ペダルには大きく分けて2種類、一体成形の平べったいペダル=通称フラットペダルとボディにゲージ(枠)をネジ止めしたケージペダルです。 フラットペダルは以前は「プラットフォームペダル」なんて呼び方もしていました。
ペダルに求める事といえば、まずシューズがしっかりと食い付く事、そしてトライアルに限って言えばシッカリと岩などの障害物に引っかかる事です。


こちらがフラットペダル

定番のVP社のケージペダル

 

 ペダルに関して言えば、「コレでないといけない」という基準は無いので、よほどツルツルとしてシューズがくいつかないペダルでなければ、どんなペダルでもトライアルは出来ます。
ただ、乗りやすさを追求するなら、ペダルは薄い方が、「ペダルを踏んでいる&ペダルを漕いでいる感覚」を足の裏で感じやく、乗りやすいと思っています。


  トライアルにおいてはペダルも消耗品・・・。岩などに引っ掛けてガジガジとやっていると、どうしてもペダルはすり減ります。
また、長く使っているとベアリングにガタがでてきますね。ボールベアリングタイプの物なら、ガタが出ればしめ直せばよいのですが、ボールベアリングタイプ=お値段もお手ごろ=材料ケチりがち・・・。ということで、ベアリングの受け皿がけっこう簡単に広がってしまい、こうなるとくらしめ直してもガタが無くなりません。こうなったら交換をオススメします。
ゲージペダルは増し締めの為にゲージを外さなければならないので、結構メンドクサイ作業です。

 高価なペダルはベアリングの持ちがかなり良いです。が、トライアルやストリート…と考えるともったいないかも知れませんね。
ペダル選びの基準は「価値観と好み」に尽きます。耐久性=どのくらいの期間つかえるか?どのくらい食いつくか?などなどを考えながら、見た目やブランドの好みで選んでいただければ良いかなと思います。

 一部トライアルのトップライダーは10年前のデオーレXTのゲージペダルを今でも使っています。ベアリングがしっかりしていて、ゲージの強度も有る、乗りゴコチも良い。名品でした…。


   

  どんなペダルが良いか?