「グリップの良いタイヤがグリップするのは当然だ!」 何をアタリマエの事を・・・という話ですが、つまりハイグリップタイヤを使えばだれでもタイヤをグリップさせる事が出来る。= タイヤをグリップさせるためのテクニックがナカナカ身にかない、という事にもなります。
砂の浮いた地面やジャリ道、コケの生えた岩など、自然地形のトライアルの中ではいかにグリップの良いタイヤでも滑ってしまう状況がたくさんあります。こういう時にどれだけグリップさせれるか?というのがライダーのテクニックの見せ所ですね。

身体で技術を覚えるには、意図的にグリップの劣るタイヤを使用するのも良いトレーニングになると思います。
あくまでも中級物から上級者へのステップアップの練習の話ですので、気持ち良く乗るにはやっぱりグリップの良いタイヤを。

 

 

   逆説的トレーニング術