2008/10/27
  ホッピングやダニエルでぴょんぴょんハネる動きにあわせて「ガッチャン、ガッチャン」とリアディレイラーが暴れる・・・。機能的には問題が無くても、どうにも雑音でテンションが下がるというライダーさん向けに、ディレイラーを固定する方法です。 フロントは変速無し、でリアのカセットスプロケットが小さければ(=一番大きいギアと一番小さいギアの差が少なければ)問題無く変速可能です。

  シマノのディレイラーや、シマノをモデルに作られたデザインのディレイラーの固定方法です。SRAM等ではやった事が無いので、出来るのかどうかは当方では分りません。


まずはディレイラーを外します。


 作業の内容は、ディレイラー本体を後方に引っ張っているバネを取り除くというものです。

 細めのマイナスドライバーなどを利用して、写真の用にクリップを外します。

 スコっとクリップが動いたら、後は手で簡単にバラせます。

 中に入っているパーツ構成はディレイラーによって異なりますが、要は入っていたパーツ達の中からバネとクリップを除いて再度組み付けるというのが共通の作業内容です。
 中に入っていたパーツを順番に組み付けたら、クリップで止めずにフレームに取り付けます。(締め付けトルク20-30N.m)

 ディレイラーを手で動かしてみる、前後方向に動かなければ作業完了です。
あんまり取り付けボルトを緩めに締め付けておけば、障害物にブツけた時にディレイラーが動いて力が逃げるてくれるので、破損も少なくて良いと思います。

スムーズな変速のためには、ディレイラー本体とチェーンステーの間隔(オレンジの矢印)が15mm以上開いているのが理想的です。

  リアディレイラーを固定する方法