2008/11/1
  同じ26インチのリムでも、メーカーや製品によっては微妙にサイズが大きかったり小さかったりします。
タイヤも同じく、物によっては大きかったり小さかったり。。。例えば大き目のタイヤと小さ目のリムの組み合わせだと、タイヤがガサガサで、チューブを入れて膨らませるとすぐにタイヤの耳(ビード)がリムの外にポコッとはみ出してしまいます。そんな時のタイヤの装着方法。
タイヤとリムのサイズが合っている場合でも、チューブの噛みこみ防止に役立つ方法なので、タイヤを取り付ける時はこの作業を行うのが基本と考えてください。


タイヤの中をリムがスルリとくぐってしまう位に、タイヤに対してリムが小さいこともよくあります。
特にフロントホイールで起こる問題ですね。


 ガサガサのタイヤをリムに組み付けて、何もせずに空気を入れると、「ポコっ」という音がしてタイヤの耳(ビード)がはみ出して来ます。

ここでビードを正しい位置にセットする作業を行います。

タイヤとチューブをホイールに組み付けます。
チューブには最初っからある程度空気を入れてふくらませてある方がネジレの防止になります。
ネジレたまんまで組み付けて空気を入れると簡単に破裂します。

 

 タイヤとチューブを組み付けたら、ある程度空気を入れます。
タイヤの硬さにもよりますが、左右から指で挟んで指がくっつく程度が目安。
 ここでビードを正しい位置にセットするために、 タイヤを親指で横から押してやります。
 一箇所行ったら横に10-15cm位場所を移して、またタイヤを親指でグイグイと押してやります。また横に10-15cmくらい移してグイグイ、これを一周行ったらタイヤの反対側もグイグイと、やっぱり1周行います。

 作業を行ったらタイヤの側面をチェック。よく見てやれば、タイヤのビードが正しい位置なのか・出すぎているのか?・入りすぎているのか?がよくわかります。

この作業の目的は「入りすぎている箇所を正しい位置に戻す」です。
ビードが中に入りすぎていると、反対側=リムを半周した位置のビードがゆるくなってリムから外にハミ出てしまうので。

 目視=目で見てタイヤが均等に収まっている様なら、少しずつ空気をいれてみます。
実際に使用する空気圧まで空気を入れてもビードがハミ出さなければOK。作業完了です。

  タイヤのはめ方(特にタイヤとリムのサイズが有ってない場合)